部分矯正(MTM)
「この1本だけでも治れば・・・」
「全部治すのは高いから、せめて上顎だけでも」
すまいる総合歯科へ矯正相談に来られる方の3割の人は、部分的な矯正ができないかといった相談をされます。基本的に矯正治療は、上下の顎に装置をつける必要がある為、以前はお断りをしていました。その理由としては下記の理由がありました。
- 上下のかみ合わせを機能的に改善することを目的としているため、部分的な矯正では機能改善が困難
- 部分的な矯正は非抜歯で行うことが多く、非抜歯矯正では副作用として、前歯の前突、歯肉退縮などがおこらないようにするために上下に装置をつける必要がある
- 技術的に難しい
ただ、すまいる総合歯科では近年、マウスピース矯正、舌側ワイヤー、TADなどの装置を利用することで部分的矯正も良い成績を出せるようになりました。ただし、限界もありますので基本的には全体の矯正をお勧めしています。
以下の条件ならば部分矯正が可能なこともあります
- 気になる歯並びが1本~3本くらいまでの人
- 奥歯のかみ合わせが良い人
- 骨格的に問題のない人(骨格的な出っ歯、受け口ではない人)
- 八重歯以外のがたつき(八重歯は軽度の症例を除いて困難)
どうしてもという方はご相談ください。もちろん見えない装置で治すことが可能です。